静岡医師バイトラボ運営、医師の大石です。
- 「静岡県は医師不足」
という事は、静岡周辺の医療業界では有名な話です。
しかしながら、静岡県民のみなさんに知れ渡っているかというと、必ずしもそうでもないような印象を受けます。
今回は、ズバリ「なぜ、静岡は医師不足なのか?」という問いに対する答えを、自分なりに考えて用意してきました。
そもそも静岡は医師不足なのか?
まずそもそも、本当に静岡は医師不足地域なのでしょうか?
結論、イエスです。静岡は医師不足です。
厚生労働省のデータによれば、県別人口あたりの医師数は
- 東海エリア、ワースト1位
- 中部(東海北陸)エリア、ワースト1位
です(令和2年)。
全国的にはワースト8位くらいです。
青森、岩手、福島、新潟という雪国チーム、茨城、埼玉、千葉という東京近郊チームに次いで、8位です。
東京近郊は、東京のベッドタウンとしての機能があるため、事実上は東京の医師がカバーしているでしょうから、無視すると、全国ワースト5位と言えるでしょう。
ではなぜ、静岡は医師不足なのでしょうか?
静岡が医師不足な理由1、東京−名古屋の大都市に挟まれているから
まずは立地。
どうしても東京、名古屋に挟まれているため、あらゆる人流が大都市圏に流れていきます。
これは止められません。
東京と名古屋にアクセスしやすい、という利便性はあるのですが…代わりに医師も流れていっていると思われます。
逆に言えば、静岡にでも生まれない限り、静岡で医師を能動的にやろうという先生は、珍しいとは思われます(大変ありがたいです)。
そう考えますと、静岡の人口が減って「静岡出身者」が減っていけば、静岡の医師もドンドン減っていきそうですね…
静岡が医師不足な理由2、医学部が浜松にしかないから
次に医学部。
静岡県は、医学部が浜松にしかありません。
結果的に、医大周辺に医師がどうしても貯留しやすく、西側に医師という人材は偏っていると思われます(あくまで医師としてはそう感じます)。
ただでさえ医師数が少ない中で、偏りがあるため、偏って足りない地域は、余計に「医師不足感」を、感じる部分があると思います。
もう少し、真ん中あたりに医学部があれば、そこから東西に浸透していくので、良かったのかもしれません。
ちなみにこの浜松医大、東京と名古屋からそれほどアクセスが悪い医大ではないため、東京と名古屋の受験戦士が合格し、卒業後は大都市圏に戻っていく、というムーブがあるように感じます。
医学部生ですら、都市圏に吸われていってしまう。
悲しき静岡のポジションが、静岡の医師不足を引き起こしている部分は少なからずありそうです。
静岡が医師不足な理由3、面積が広すぎる(相対的に医学部数が少ない)から
最後に規模。
静岡県は人口が360万人ほどおりますが、医学部が1つしかありません。
シンプルに足りないんですよね、医学部が。
例えばお隣の愛知県は、人口が静岡県の2倍ほどありますが、医学部は私立も入れて4大学あります(名古屋大学、名古屋市立大学、愛知医科大学、藤田医科大学)。
人口比率で言えば、静岡県には2つの医学部が必要かなと思います。
ちょうど、静岡市にもう1つあれば良かったんですけどね。
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