医師の8割「副業」に興味
株式会社ブルーストレージ(静岡県静岡市)は、Webアンケートを用いて、医師に対する「副業」に関する調査を行いました(有効回答798名)。
<調査概要>
調査方法:アンケート
調査媒体:SNS
調査対象:医師
調査主体:株式会社ブルーストレージ、Webマーケティングチーム
アンケート内容「医師の方にお尋ねします、バイト以外で副業を」
- 既に始めた
- 始めたい
- 始めるつもりはない
択一回答方式。
割合で見ると「既に始めた」と回答した医師は、全体の26%程度になりました。
中でも「始めたい」と回答した医師が全体の57%で、最も多い事がわかりました。
一方で「始めるつもりはない」と答えた医師は、全体の17%程度に止まりました。
副業を始めていない医師も、意欲が十分あるという事がわかりました。
高まる医師の「副業」への興味
世間一般に副業への興味関心が高まっている昨今ですが、今回のアンケート結果から、医師にも同様の事が言えそうです。
まだ「副業を始めていない」医師が全体の74%いる中、全体の57%は「始めたい」という意欲があり、これは「副業を始めていない」医師の77%が「副業を始めたい」と思っている事を表しています(57%/74%×100=77%)。
今回のアンケート結果では、収益性や継続性については、加味されていません。
副業を始めた医師でも、収益が無い場合や、少し前に始めたがあまり続いていない、という場合も「既に始めた」の回答に含まれていると思われます。
また、中には投資行為を「副業」とみなして「既に始めた」に回答した医師もいたようです。
医師の副業、課題も
医師の副業に対する興味関心が高まっている事は明らかになった一方で、課題も聞こえてきました。
関連コメントとしては
- 「とりあえずブログを書き始めてみたが、収益化していない」
- 「YouTubeが思ったより難しい」
と、副業を始めたものの収益化がうまくいっていない事例や
- 「せどりはやってみたが、時間がないので辞めた」
- 「副業するだけの時間が取れないのが悩みのタネ」
と、忙しい医師が副業のために時間を割くのが非常に困難であるという意見が、ありました。
また
- 「医師のバイト以外に稼げる副業は、なかなか無い」
と、医師の給料が高いゆえに、相対的に副業の収益性が小さくなってしまう、医師ならではの副業に関する悩みもあるようです。
副業が手軽になった昨今、挑戦する医師はある程度いるようですが、その収益性や継続性が、医師の副業には課題として残りそうです。
医師の副業が難しい、となると「ひとまず医師として働く」という選択肢が現実的かと思います。
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