2021年、静岡の不動産投資市場はどうだったのか?
株式会社ブルーストレージ(静岡県静岡市)は、弊社が運営管理する「静岡大家の会」のリストを用いて、直近の静岡の不動産市場に関する調査を行いました(有効回答14名)。
<調査概要>
調査方法:アンケート
調査媒体:メルマガ、LINE
調査対象:静岡大家の会
調査主体:株式会社ブルーストレージ、Webマーケティングチーム
購入した、が5名。
購入しようとしたが、できなかった、が4名。
購入しなかった、が5名でした。
物件売却を行なった投資家は、いませんでした。
物件価格の肌感覚は、概ねいつも通りくらいという感覚の方が多かったようです。
客付けも、それほど苦労している状態では無いようです。
不動産賃貸業を静岡で行うにあたり、2021年最も大きな壁は何でしたか?(自由記述)
- 物件の価格の上昇
- 融資年数が法定対応年数までぐらいしか取れず、キャッシュが残りにくい
- 融資がどんどん厳しくなった。ちょっと前の基準があてにならない。
- 融資の調整
- 信金融資でない、物件価格高い。
- 木材の値上がり
銀行融資についても、積極的だと感じる人と消極的だと感じる人、概ね半分に別れました。
静岡大家の会の会員の方は、買い進める意欲のある方が多いようです。
2021年の静岡の不動産投資市場、まとめ
物件購入しようとしている人の半分しか購入できていなく、銀行融資に対する感覚も半分に割れています。
融資が出やすい人には出やすく購入でき、その比率が概ね半分くらい、という事かもしれません。
銀行の属性評価がある程度出るか、既存取引のある相手には融資を積極的にしていく姿勢であるものの、新規は打ち切っている、という事がこのデータからは言えるかもしれません。
そういう意味では、新規参入は厳しさが増している状態だと言えます。
客付けに関してはそれほど大きな変化が見受けられず、物件価格の上昇感も限定的です。売却意志のある投資家が少ない事からも物件の出物の数もそんなになく、良い物件が出れば既存投資家がサッと購入していく、という状態でしょうか。
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