嫁ブロックとは？

嫁ブロックとは、投資や転職等「人生における大きな決断」を既婚者が行う際、パートナーや配偶者（多くは嫁）がそれを阻止しようとする事。

嫁ブロックと投資

株式会社ブルーストレージ（静岡県静岡市）は、SNSやリストを用いて「不動産投資における嫁ブロック」についてのアンケート調査を行いました。（有効回答119名）。

既婚者で不動産投資をしている方119名から、回答が得られました。

全体のうち26名（22%）が、「相談しなかった」と回答しました。

全体のうち43名（36%）が、「あった」と回答しました。

全体のうち50名（42%）が、「なかった」と回答しました。

「相談しなかった」と回答した人を除くと、全体は93名になりました。

その母集団に対して割合をグラフで表すと、「あった」と回答した人が46%、「なかった」と回答した人が54%でした。

実際にパートナーに相談すると、概ね50%の確率で「嫁（夫）ブロック」が、不動産投資では発生していると考えられます。

嫁ブロックの原因と対策

嫁ブロックの原因は、いわば「損失回避」です。

人間は「得る」事よりも「失わない」事に重きを置いて選択する、という行動経済学上の人間心理があります（損失回避性）。

投資や転職、起業等の大きな決断により「得る」事のできそうな未来よりも「失う」可能性のある今を、失いたく無いわけです。

合理的には期待値（確率と得られるリターン絶対値の積）で思考されるべきですが、人間は完璧には合理的ではありません。

嫁ブロックの対策は、たった１つです。回避しようとしている「損失」が、実はそうでもないという事を伝えるしかありません。

具体的には「失う」絶対額が低い事、確率がかなり低い事を数字で伝える事です。

逆に「得る」確率の高さや絶対額をアピールしても、あまり効果的では無いと推察されます。